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ＩＴプロジェクト・マネージメント（その１）
（ⅰ）仕事能力アップはＩＴプロジェクト・マネージメントのスキル習得で決まり！（その１）
- 企業は競争力をアップのため絶えず業務改善や変更を行います。これには殆どの場合ＩＴ（システム）の変更が必要となります。
- しかしＩＴの変更は簡単そうに見えて、実はとても難しものです。これが上手くいかず、業務改善や変更がスケジュール通りに実施できず、企業としても大きなロスが発生するケースが多発しています。勿論、競争力アップも思うようにはできません。最悪の場合は業務がストップしてしまいます。
- 上手くいかない理由は最初の計画策定の甘さや、実施段階の問題対処方法の拙さなど、実に多岐にわたります。これらをマネージするためのしっかりしたスキルを持たないで取り組むと、ほぼ１００％近く失敗してしまいます。
- ではどのようなスキルが必要なのでしょうか。通称「ＩＴプロジェクト・マネージメント」と呼ばれるものが必要です。
- これはＩＴプロジェクトの計画策定段階から完了段階まで、各段階毎の進め方などを明確に手順化した方法で、これをスキルとして身につけるものです。このスキルをマスターすればＩＴ部門の方でも、業務部門の方でもＩＴプロジェクトリーダとなって、ＩＴプロジェクトを段違いにスムーズに進めることが出来ます。
- しかし、残念ながらＩＴプロジェクト・マネージメントのスキルを持った人は各職場において、それほど多くはありません。現実には、たまたまＩＴに詳しい人がＩＴプロジェクト・マネージメントのスキルを持たないまま、ＩＴプロジェクトのリーダとして、取り仕切り、無残な結果になってしまう事が実に多いのです。上司や周囲の人々もＩＴプロジェクト・マネージメントのスキルの必要性を認識出来ていないケースが多いものです。このような場合は、プロジェクト完了を約束した期日間際になって、ようやく遅延の問題が顕在化し、大慌てになる、しかも手遅れになってしまうケースが多発します。
- 上手くいかない結果として表れることは、ＩＴプロジェクトが予定の期間内に完了しなかった、予算を大幅に超過した、出来上がったシステムにトラブルが多い、使い勝手が悪いなどです。その結果業務がストップしてしまうこともあります。
- あなたがここで頑張ってＩＴプロジェクト・マネージメントのスキルを身につけ、経験を積み重ね磨きをかければ、職場での重要な人材になれます。
以降次回へ続く
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