VBAの高速化(その2)
VBA・マクロを簡単に高速化する方法その2
- 「VBA・マクロを簡単に高速化する方法その1」では簡単な方法で高速化できる方法を御紹介しました。ここでは更に高速化を図る方法を御紹介します。
- その方法はエクセルのシートへのアクセス回数を極力減らすことです。VBAがエクセルシート上のデータを参照したり、更新する場合は必ずエクセルシートへのアクセスが発生します。この回数が多いと処理時間がとても長くなってしまいます。
VBA・マクロを高速化する手順(=エクセルシートへのアクセス軽減方法)
- @ 繰り返し処理が多いデータを、繰り返し処理の前に予めエクセルシートからVBAの配列に取り込みます。
- A 繰り返し処理を行います。この時必ずVBAの配列上のデータを使用して処理をします。エクセルシート上のデータを使用してはいけません。
- B 繰り返し処理終了後に、VBAの配列からエクセルシートへ書き出します。
たったこれだけですが、高速化にはとても効果がありますので、一度お試しください。