VLOOKUP
エクセルで、あるデータを自動的に取得する(関数 VLOOKUP)
a.使用する場面
- 商品コードから商品名を検索する(探し出す)時や、学生番号から氏名を検索する時などのように、あるコードからその内容を検索する時に使用します。
- コード類が多用されるビジネスの現場では頻繁に使用されます。使いやすく、とても便利な関数です。
- 一般に日々発生するデータはトランザクションデータと呼ばれ、商品コード、日付、数値データを含みます。商品コードと対応する商品名称などは含まないケースが多いものです。
- 一方商品コードと商品名称を対応させるようなデータをマスターデータと呼ばれます。
- しかしトランザクションデータに商品名称を表示する必要がある場合が多くあります。この場合にトランザクションデータの商品コードを基に、マスターデータからVLOOKUPを使用して、商品名称を自動的に記入したりします。イメージとして下の図1のようになります。
b.使用方法
- =VLOOUP(検査値、範囲、列番号、検索の型)
- 検査値:トランザクションデータ側のコードが記入されているセルを指定。図1の例では”A5”です。
- 範囲 :マスターデータ側のコードや名称が記入されている範囲を指定。コードが一番左端の列であることが必要。図1の例では”E5:F14”です。
- 列番号:マスターデータ側の名称が上記範囲の何番目の列かを指定。図1の例では”2”です。
- 検索の型:通常は「FALSE」を指定。
図1 VLOOKUPの例(ここでは分かりやすくする為に金額、取引先、日付その他のデータは省略しています)
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